子宮頸がんは、早期発見すればほとんどが治癒するので早期発見は重要です。子宮頸がん検診は、子宮頸部に発生するがんを早期に発見し、早期治療に結びつけることを目的とします。
検診方法
婦人検診車による巡回集団検診を実施します。検診項目は問診、視診、子宮頸部の細胞診で、内診は必要に応じて行います。
細胞診検査は、細胞診指導医と細胞検査士が行います。
検診結果
検診の結果は、おおむね1か月後に、市や町などの実施主体又は受診者ご本人にお知らせします。また、精密検査が必要な方には、医療機関への紹介と検査の予約を行いますので、必ず受診してください。
鏡検の様子
検診台
1. 問診票に必要事項を記入してく受付にお越しください。
2. 受付をすませたら、受付番号順にスメア(スライドガラス)をお渡ししますので、それを持って検診車へお入りください。
下着を脱いでお待ちください。
(スカート・スリップ・靴下ははいたままで結構です。)
検診車内は大変狭くなっておりますので下着を脱ぎ着しやすい服装(スカート、スリップなど)でお越しください。
血液を固まりにくくする薬を飲まれている方は、スタッフにお伝えください。
※生理の方は診察室で着替えていただきますので、検診車内でお申し出ください。準備ができた方から診察室に入っていただきます。
ブラシで子宮の入り口をこすり採ります。1~2分で終わります。※生理中の方でも検診できます。
多少、出血する場合がありますが心配はありません。しばらくすると止まります。
出血が続く場合は、最寄りの産婦人科を受診してください。
1,000人におよそ10~20人の割合で精密検査が必要とされますが、“がん”はこのうち1~2人です。念のために精密検査が必要になった方は、必ず精密検査を受けましょう。